生活と靴

個人で運営する趣味ブログです。

【解説】絶対に失敗せずにいい革靴を買いたい人へ。素材選びから試着まで徹底解説!

 

はじめに

ブログ名で分かる方も多いかと思いますが、私は靴が好きです。スニーカー、革靴どちらも好きで、今までで沢山の靴を履いてきました。

また、靴業界で働いていたこともあり、それなりにいい靴も触ってきたと思います。

そんな自分が、「良い革靴が欲しい!」という方に向けて、革靴を購入する際に気を付けていることをお話します。

良かったら一緒にお買い物していきましょう。

皆さんにいい買い物をするお手伝いができれば幸いです。

 

そもそもいい革靴って?

まず、いい革靴といっても人それぞれということは抑えて置いてください。これは革靴に対する熱量によってかけられる予算は変わりますし、革質が良ければいい、デザインさえよければいい。という方もいると思います。

この記事では、いい革靴とは「コスパのいい靴」を表していると考えてください。

まずこの記事を閲覧する方は基本革靴をあまり買われたことのない方だと考えておりますので、まずコスパのいい一足を選んで、革靴の良さを知って頂くことを目的としておりますので、ご理解いただけたら幸いです。

※今回は牛革を使用した革靴についてをお話しします。

 

どのような用途で使用するのか

まずいい革靴を購入する際に、どのような用途で使用したいのかについて明確にしておきましょう。プライベートで使用するのか。お仕事で使用するのか、両方いけるものがいいのか。ここを明らかにしておきましょう。

 

ここで「とりあえず両方いけるものが一番いいかな」と考えた方に忠告しておきます。どちらでいけるということは、カジュアル、ビジネスにおいてどちらにも合うが、完璧に合うかというと微妙なタイミングが多く出現すると思います。

特に20代の方は、ファッショントレンド的にもビジネスに履ける革靴をプライベートに合わせられるかといわれると、正直怪しいところです。ワイドパンツでゆったりめなトップスとかを良く着る方とかは特に注意してください。逆に比較的ジャストサイズで着用される方は個人的には問題ないかと思います。

 

値段、大まかなデザイン、色を決める

次に値段を考えましょう。皆さんはおいくらの革靴がいい革靴になるのでしょうか。個人的には、コスパを求めるにしても、2万円から3万円以上は必須です。

あと絶対に新品を買いましょう。数年間履くものは、最初から自分の足型に馴染ませた方が良いです。

デザインや色はお好みにお任せします。

 

どんなサイズ感で履くのがいいの?

よく革靴のサイズ感は「ギッチギチに履くもの」、「指一本入るくらいがいい」などという意見があります。

実際どうなのかというと、あなたの好きなサイズ感がベストです。きつめを勧められたけど、やっぱり合わないなぁだともったいないです。普段から革靴を履いている方なら、いつも通りのサイズ感にしましょう。

ただ、なにもわからない方もいらっしゃると思うので、その方向けにアドバイスさせていただきます。

結論、最初はきつめに履くのをおすすめします。

じゃあどのくらいがきつめなの?というところですが、目安は、「かかとで靴を合わせ、立った時につま先が当たらず、横幅は若干当たっている」です。

重要なのは靴を自分の足の縦の長さとかかとの相性です。横幅はきつすぎて歩けないという状態でなければ大抵馴染みます。特に良い革を使用していればすぐに馴染んでくれます。詳しくは、試着の項目でもお話します。

 

革を見分けよう(種類編)

牛革にもランクがあり、ベビーカーフ、カーフ、キップ、カウ、ステアなど、それぞれに名前があります。これは牛の年齢や性別によって決まります。

基本的に安い靴だとカウやステアだと思います。生後2年ほど経過しているもので、よく市場に流通されているものだと思います。

若い牛の革(ベビーカーフ、カーフ、キップあたり)の方が肌触りはなめらかで、艶があり、高級素材の位置づけです。その分デリケートではあるので、しっかり手入れをすることが大切です。いい革靴を選ばれるのであれば、キップあたりの革は使用した靴を選ぶべきだと思います。

*ただ、ブランドによってはこだわって革を選ばれていると思うので、そのお店の方のお話を聞いて、魅力を感じたらどの革でもいいかもしれませんね(笑)

革を見分けよう(シワ編)

ここは難しいところかと思いますが、一応解説させてください。

見た目から攻めていきます。良い革を見分けるために私が大事だなと感じるのは、「シワ」です。キレイ目な印象で履きたい方は、このシワがきめ細かいほうが品がありますし、良い革はきめ細かいシワが出るものが多いです。

 

参考程度に私の所有する革靴をいくつか紹介します。

 

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この5つの靴について解説します。値段だけ紹介しますが、左から、約2万、約3万、約3万、約6万、約15万です。

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まずこの靴、これはキレイ目で履く用です。この靴は2万円ですが、かなり細かいシワが出ていると思います。

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こちらの靴、値段は3万となかなかしますが、革は最悪です。このシワが粗い感じが絶対にお勧めしません。

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こちらも3万の靴ですが、シワの感じが細かいのが分かりますでしょうか。

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ここは番外編ですが、6万と15万の革靴も紹介しておきます。

ここまでくるとシワも細かいですし、パッと見て革の光り方が違います。

 

「いや、新品の靴でどうやってシワ見るんだよ!」

 

おっしゃる通り、そこの靴にシワをわざとつけて確認しろとは言いません。

今の時代はSNSも普及していますし、人気の物であればYouTubeやインスタグラムで使用されている写真があるので、そこで軽ーく見てみてください(笑)

実際ここは難しいと思うので、基本は店員さんに革質を聞いたり、履いた時のシワなどを聞いた方が分かりやすいかもしれません。

 

*履く人のサイズ感によってもシワは多少変化します。

 

 

革を見分けよう(革の柔らかさ編)

はっきり申し上げます。

2万円台から3万円あたりで、最初から「うお!この靴の革柔らかい!」となった場合、大抵良い革ではありません。

簡単に説明すると、革靴のような革に加工する際、原価の安い牛は、元々体に傷や血筋などがいっぱいあります。それをなくそうと極限まで革をうすーく削っているので、ペラペラになるんです。それがシワが深く入りやすかったりする原因と考えてもらえればいいと思います。

 

なので、最初は適度にハリや弾力があるものがいいですね。靴の母指球があるあたりの革を少し押してみて、ある程度弾力を感じれたら大丈夫です。悪い革はペラペラすぎて弾力なんてありません(笑)

 

逆に薄くて硬すぎるものも注意なのですが、まずは柔らかくてペラペラを避けられるようにしましょう(笑)

 

 

 

靴の内側を見よう

革靴のクオリティは外見だけではありません。内側の作りも大事です。

一番は内側の底の部分です。ここはどの革靴でも革で作られていたほうがよろしいでしょう。革の方が履けば履くほど足馴染みはよくなりますので、お勧めです。

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これはメッシュで作られていますよね。

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革で作られているものはこのように刻印がされているものもあります。ここは店員の方に、「中底(なかぞこ)は本革ですか?」と聞いていただければ教えてくれると思います。

 

ソールを選ぼう

革靴を履くうえで大事になってくるのが歩きやすさです。そのうえでソール選びはとても大事になってきます。

ソールには2つのタイプがあり、革底とゴム底があります。

革底は文字通り革でできているので、馴染めばソールが柔らかくなり、柔軟性、屈曲性が増し、歩きやすさは最高です。しかし、デメリットとして雨の日に履くことは基本的にNGです。革が柔らかくなりすぎてしまい、穴が開いてしまう危険性があります。また、手入れもする必要があるので、手間が増えてしまうのが難点です。

ゴム底では、雨の日や滑りやすい床でも滑りにくくするように、滑り止めがついているものがあります。また、耐久性もあるので一つのソールで長く履けると思います。

ここは好みで選んでいいと思いますが、個人的なおススメは、カジュアルならゴム底、ビジネス(キレイめに履く)なら革底が良いかと思います。

 

 

また、いい革靴であれば、末永く履いていきたいものになっていくと思います。それでつきものなのが「修理」ですね。

靴底は履けば必ずすり減ってしまうものです。なので、すり減ってきたものは交換する必要があります。

この靴底を靴とくっつけるためには、「縫って取り付ける」か、「接着剤で取り付ける」の二択があります。接着剤でつける方がコストがかからないので、安い靴だと接着剤でつけるものが多くなります。

また、意外な事実なのですが、ハイブランドの靴は接着剤でつける靴が多いです。デザインはいいのに正直もったいないなぁと思うことが多いので、ここは特に注意しましょう。

 

試着から購入まで

これは革靴を買ううえでの絶対条件です。しかも一発でミスなく買うなら確実に試着してください。あと、お店はできるだけ専門店に行った方がいいです。

先ほどもサイズ感に説明しましたが、さらに細かく説明します。

 

試着する際の前提条件として、やってほしいことがあります。

1.普段その革靴を履く際に使用する靴下を履いていくor持ち込む

2.多少歩いて足がむくんでいる状態で履く

3.インソールを入れる前提なら、そのインソールを持ち込む

ここは前提条件です。

 

では試着しましょう。まずは試着したときにかかとが脱げない(ずれない)か、つま先が当たらないかを確認しましょう。かかとは少し当たっているくらいなら馴染むと思います。つま先はどうしても馴染みませんので、つま先が当たるようであればサイズを変更するか、別のモデルを選ばれることをお勧めします。

*足の悩みがある方はまず最初に言いましょう。

*足の構造上、くるぶしが革靴に当たってしまった方はもうその試着している靴は諦めて他のモデルの方がいいと思います。

その条件で足に合ったものを購入されればいい革靴に巡り合えると思います。

 

なにか一つでも気になる点があれば絶対に店員さんに聞きましょう。それが解決する問題なのか、解決しない問題なのか、はっきりさせることが大事です。

 

さいごに

 

ここまでかなりのボリュームで解説していきました。

きっとわからない点や理解できない点も多かったと思いますが、最終的には自分の足に合った靴を購入するのが一番です。

デザインで購入したい気持ちも十分わかります。憧れの〇〇をといっても足に合わなければただの置物です。

折角お金を出して買うんですから、自分の足に合った最高の靴を選んでほしいです。

それでは。